本日ご紹介する方は趣味でマラソンをしている方です。
で、走っていると乳頭がすれて痛いということです。
ですので男性用ニップレスを貼って走っているそうです。
ところがニップレスで乳頭付近がかぶれてやはり乳頭が痛いと。
そこで、乳頭を小さくしたい!と思われ、ご来院されました。
おなじようにマラソンやスポーツなどで服がすれて乳頭が痛いという方には参考になるかもしれません。
施術前後のお写真紹介
・40代 男性
・マラソンで服がこすれて乳頭が痛い
≪術前≫
≪術後1ヶ月≫
≪術前≫
≪術後1ヶ月≫
≪術前≫
≪術後1ヶ月≫
≪術前≫
≪術後1ヶ月≫
≪術前≫
≪術後1ヶ月≫
術後サマリー
施術後は高さの低い乳頭になりました。
身内に相談すると精神的な病気なのではないかと言われたということでしたがやはり物理的に気になっていたようでした。
乳頭縮小術で服が乳首に擦れなくなるか
今回のようにかなり乳頭が突出していれば乳頭縮小術をすることによって服は擦れにくくなります。
ただし、胸の中で最も出ているところは乳輪・乳頭付近であることが多いため完全に擦れなくなるかは正直治療をしてみないとわかりません。
気になる場合には極力小さな乳頭にしておいた方が良いようです。
男性のニップレスは有効か
スポーツをするしないに関わらず、男性用のニップレスを使用されている方がときどきいらっしゃいます。
特に薄着にならないといけない場合には乳頭の輪郭を隠せますので有効なようです。
しかしながら常にニップレスを貼っておくことがつらいということが理由で手術を検討する方は多いです。
また、男なのにニップレスを貼ることは逆にコンプレックスになってしまったという方もいらっしゃいました。
あるいは今回の症例の方のようにかぶれてしまって乳輪付近が赤くなっている方もいます。
どうしてもというときにために乳頭が気になる男性は準備をしておくことは悪くないでしょう。
あとは使ってみてご自身がどう感じるかということを知ることもよいと思います。
色々抵抗があってやはり気になるという場合には今回の方のように乳頭縮小術を検討するとよいと思います。
今回の行った施術内容
乳頭縮小術のリスク・副作用など
・左右差がでる可能性
・血行障害による壊死→乳頭の消失
・傷跡が残ること
・傷跡が白く抜けること
・感染
・感覚が鈍くなる可能性
・乳頭周囲の内出血(1~2週間程度)
この記事の情報がお役にたてると幸いです。
医師 石川勝也
2003年 防衛医科大学校卒業
日本形成外科学会専門医
日本美容外科学会専門医