本日ご紹介する方は少しだけ乳頭を小さくしたいというご相談でした。
乳頭縮小術は変化を大きく望む方と少しだけ変えたい方とに分かれる傾向にあります。
今回は後者の方で、左右差も存在していました。
軽度の陥没乳頭がある方で少しだけ乳頭を小さくしたい方には参考になりそうです。
施術前後のお写真紹介
・30代 女性
・授乳歴無し
術前の状態としては左側はやや大き目、右側はごくわずかに陥没乳頭が存在
大きな変化は望まない
術後サマリー
治療前にくらべて、一回り小さくなりました。
右側の陥没乳頭はやはり残っている状態でした。
陥没乳頭をともなう乳頭縮小術について
陥没乳頭がある方で、乳頭を小さくしたい方がときどきいらっしゃいます。
今回のように極めて軽度の方であればあえて陥没乳頭に触れずに治療をすることが可能ですが、陥没乳頭自体は残ってしまいます。
陥没乳頭を改善しながら乳頭も小さくしたい場合にはうまくいかない可能性があります。
陥没乳頭の改善がうまくいかないということがあり得ます。
また、陥没乳頭術後の方も乳頭縮小術をしたい場合には、陥没乳頭が戻ってしまうリスクを伴います。
慎重に考える必要があります。
今回の行った施術内容
乳頭縮小術のリスク・副作用など
・左右差がでる可能性
・血行障害による壊死→乳頭の消失
・傷跡が残ること
・傷跡が白く抜けること
・感染
・感覚が鈍くなる可能性
・乳頭周囲の内出血(1~2週間程度)
費用について
乳頭縮小術 両側23万円(税別) 片側16万円(税別)
変形乳頭に対する形成術 両側23万円~(税別) 片側16万円~(税別)
同時にモントゴメリー線(ぶつぶつ)をとる場合 1個8,000円(税別)
医師 石川勝也
2003年 防衛医科大学校卒業
日本形成外科学会専門医
日本美容外科学会専門医