今日は乳輪にタトゥーを入れられている方の乳頭を小さくしたお話をします。
胸のバランスを取るために乳房を大きくしたり、乳頭を小さくしたりということはよくあります。
乳輪の大きさを整えるということもあります。
乳輪の場合は主には大きい乳輪を小さくすることが多いですが、中には小さい乳輪を大きくするということもあります。
その場合にはほとんどの方はタトゥーで大きくします。
今回は以前にタトゥーによって乳輪を大きくしていましたが、やはり乳頭も小さくしたいということで乳頭を小さくすることをご希望されました。
乳輪と乳頭の大きさが同じくらいに見えてバランスが悪く感じられている方には参考になると思います。
施術前後のお写真紹介
・40代 女性
・授乳歴無し
・10年前に脂肪注入による豊胸術
・乳輪タトゥーを入れている
≪術前≫
≪術後1ヶ月≫
≪術前≫
≪術後1ヶ月≫
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≪術後1ヶ月≫
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≪術後1ヶ月≫
≪術前≫
≪術後1ヶ月≫
≪術前≫
≪術後1ヶ月≫
術後サマリー
術後は乳頭のトップが少し残るくらいの大きさになりました。
乳頭が小さくなったことで乳輪とのバランスが良くなったように思います。
おそらく乳輪のタトゥーを入れる前の段階では乳輪と乳頭の大きさがほとんど同じぐらいだったようですので、そこから比べると随分バランスが変わったように推測されます。
乳輪・乳頭のバランスと乳輪のタトゥーについて
女性の胸のバランスは色々な要素で決まります。
乳房の大きさと、乳輪の大きさ、乳頭の大きさなどがその主な要素になります。
大きすぎや小さすぎなど色々ありますが、乳輪と乳頭についていえばどちらも小さい方が好まれます。
しかしながら、乳輪と乳頭を比べると乳輪よりは乳頭が小さいことが一般的には理想的です。
乳輪と乳頭の大きさがあまり変わらない場合に、そのバランスをとる方法は主に二つあります。
一つは乳頭を小さくする、もう一つは乳輪を大きくする方法です。
ほとんどの場合、乳頭が大きいと感じることが多いため乳頭を小さくすることで乳輪のバランスをとりますが、時には乳輪の大きさが明らかに小さいときには乳輪を大きく見せるようにタトゥーを行います。
今回ご紹介した方は以前に乳輪のタトゥーを行っていらっしゃいました。
それでもやはり乳頭の大きさが気になるということで乳頭を小さくしました。
乳輪と乳頭のバランスは確かに良くなりましたね。
今回の行った施術内容
乳頭縮小術のリスク・副作用など
・左右差がでる可能性
・血行障害による壊死→乳頭の消失
・傷跡が残ること
・傷跡が白く抜けること
・感染
・感覚が鈍くなる可能性
・乳頭周囲の内出血(1~2週間程度)
費用について
乳頭縮小術 両側23万円(税別) 片側16万円(税別)
変形乳頭に対する形成術 両側23万円~(税別) 片側16万円~(税別)
同時にモントゴメリー線(ぶつぶつ)をとる場合 1個8,000円(税別)
医師 石川勝也
2003年 防衛医科大学校卒業
日本形成外科学会専門医
日本美容外科学会専門医